まずは水草をみつけてみよう

特に水田は多くの種類の水草がよく生えていることがあり、右の写真のような道路沿いの田んぼでも多くの日本産水草をみることができます。また、田んぼのなかだけでなく、田んぼに水を引くための用水路にもたくさんの水草がはえていますので、ぜひ用水路もチェックしてみましょう。
ただ、最近は農薬の散布などで場所によって水草の種類が大きく異なることが多いので、いろんな場所を捜索したほうがいいでしょう。また、保護地や国立公園などの水草は採らないように注意することも必要です。
水田や用水路に生える水草

上の写真は実際に田んぼや用水路で見つけた水草たちです。コナギやオモダカは日本の田んぼでよく見られる水草のひとつで、ビオトープやハイドロテラリウムに適しています。タネツケバナは水中でよく育つ水草ですので、金魚や川魚をしているような水槽に適しています。
水草の採集方法

そして、水草を痛めないように、水草を採集するときは素手で直接行うのがオススメです。ただし、サイズが大きく、根がしっかり張っているような水草は抜けにくい場合もありますので、その場合は無理にひっぱって採ろうとせず、スコップなどの器具をうまく利用しましょう。
採集してきた水草を、自分の家の金魚や川魚の飼育水槽に入れ、レイアウトして使用されるかたは多いと思いますが、田んぼや川から採ってきた水草には農薬がついていたり、雑菌がついている場合があります。魚を飼育している水槽に使用する場合は水道水などでしっかり洗うように心がけましょう。
通販でも買える日本の水草
金魚や日本の川魚を水槽で飼育する場合は、日本のマツモやカボンバなどの水草を使ったレイアウトが魚によく合います。近くに田んぼや河川のあるかたは簡単に採集することができますが、そうでないかたは通販で注文することで簡単に手に入れることが可能です。また、通販で売られているものは採集してきたものと違い、魚に害のある農薬や雑菌がついていることもないのでオススメです。
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