コウタイについて
生息地について
コウタイは中国全域及び台湾に広く分布しているスネークヘッドの仲間です。日本の石垣島にも移植された個体が定着して住み着いています。
大きさについて
全長は30cmほどにまで成長します。60cm水槽でも飼育できないことはないですが、魚の健康状態などを考慮すると90cm水槽で飼育するのをオススメします。
見た目について
固体によって見た目が薄い茶色だったり、赤や紫に近いものなど多少の個体差がみられます。体の側面に白い斑点が無数に入るのが特徴で「七星魚」という呼び名もあります。
性格について

コウタイをはじめとするスネークヘッドの仲間は縄張り意識があり気性が荒いために、単独飼育をする必要があります。どうしても他のスネークヘッドなどと複数で飼育したいという場合はできる限り水槽を大きなものにし、石や流木で隠れ家などを多く設ける必要があります。
飼育環境について
コウタイは日本にも生息している魚であり、よほど水温が下がらない限りヒーターを使うことなく飼育することができます。
水槽やエサについて
"飛び出し"に注意!
コウタイをはじめとするスネークヘッド類の飼育で一番重要なのは"飛び出し"に注意することです。スネークヘッドの仲間はちょっとした隙間から飛び出し翌朝には床で死んでいたなんてことがよくあります。単に水槽の上にガラス蓋を置くだけでなく重りを乗せたり、ビニールテープなどで固定するなどの対処が必要です。
エサについて
食欲旺盛で金魚やコオロギ、ミルワームなどのような生きエサだけでなく人工飼料にもよく慣れてくれます。生きエサばかり与えていると、人工飼料への食いつきが悪くなってしまうことがあるので、いつもは人工飼料を与え、たまに生きエサを与えてあげるぐらいが丁度よいかと思います。
ペットらしさのある魚

以前、飼育していいたコウタイはとてもよく人に慣れた魚でした。購入してきたばかりの頃は水槽の陰に隠れるなどして臆病な一面を見せていましたが慣れてくると隠れることもなくなり、手を水槽に近づけただけで寄ってくるようになりました。
また、飼育していた時に感じていたのエサを食べるときのお行儀の悪さでした。いつも人工飼料をメインにエサを与えていたのですが、どうやら口に含んだ人工飼料をガリガリと噛み砕きながら食べるようでエサの残りカスが水中に漂って汚い状態になっていました。
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